犬の目に毛やゴミが入っている!そんな時の安全な取り方をご紹介!

愛犬とのスキンシップ中や、ふとした時に目を見ると、毛やゴミなどの異物が入ってることってありますよね。

そういう時は、取ってあげたいけど目を傷付けたりしないかな?とか心配になってしまいますよね。

ということで、今回は犬の目に入った毛やゴミを取る方法についてご紹介したいと思います。




犬の目から毛やゴミを安全に取る方法

毛やゴミを取ると書くと、ピンセットなどを思い浮かべてしまうかもしれませんが、そういったものはNGです。

犬の目から毛やゴミやを取り除く際には、目薬を使って洗い流す方法が一番です。

犬の目から毛やゴミを取る具体的な方法

1.犬用の目薬を用意する

人間用の低刺激の物(涙成分に近い物)なら代用可能だと思いますが、万全を期すなら犬用の物を用意してください。

間違っても、刺激の強い目薬の使用はやめてください。

2.後方から犬の頭を押さえて目薬を数的垂らす

前からだと犬が動き出すと、うまく目薬を垂らせないので、後ろから動かないように頭を押さえてから目薬を数的垂らして下さい。

3.コットンなど柔らかいもので拭き取る

目薬を垂らした後は、コットンなど柔らかいもので優しく拭き取ってあげてください。

拭き取るときに、眼球に当たらないように気を付けてください。

参考動画

動画は、犬に目薬をさすことが目的なので、最後に拭き取っていませんが、ゴミを取り除く際には、洗い流すために多めの目薬を使うと思うので、拭き取ってあげてください。

どうしても取れない場合は放置する

あまりしつこくすると犬も嫌ですからね。

特に犬自身が気にしていないのなら、放置しておけば勝手に涙などで流れます。

ただ、目を異常に擦ったり、痒そうにしているのであれば、動物病院へ連れていってあげましょう。

もしかしたら、目の病気の可能性もあるので、一応検査してもらうと安全だと思います。

犬の目から毛やゴミを取るときのNGアイテム

目は、非常に繊細の部位なので、傷つけてしまうと大変です。

基本、目薬以外はダメです。

犬の目からゴミを取るときに危険な物

目のゴミを取ろうとする時に思い浮かべるのは・・・

・ピンセット

・指

・綿棒

・ティッシュペーパー

・タオル

などあると思いますが、全てNGです。

犬の目から、毛やゴミを直接取り除く考えは非常に危険です。

犬の目の毛やゴミを、無理に取ろうとする位なら、放置するほうが断然安心です。

絶対にピンセットなどを使って、無理に取ろうとしないでください。

犬の目が傷つくとどうなるの?

無理に目のゴミを取り除こうとして、目が傷ついた場合は、角膜炎になる恐れがあります。

角膜炎になると・・・

・目の痛み

・目ヤニが多くなる

・涙が普段より多い

・目の充血

・目が白く見える(傷ついたことによる腫れ)

などの症状が見られます。

犬自身も違和感を感じて・・・

・目を異常に擦する

・目をしっかり開かなくなるなど

などの行動がみられることもあります。

放置すると、症状が悪化して最悪の場合は、失明する可能性もあります。

もちろん、目が傷つく原因は他にもあるので、気になる症状や行動があった場合は、獣医さんに相談するようにしてください。

犬は目に毛やゴミがあっても気にならないの?

無理に取ろうとするより、放置の方がいいとは言うが、犬だって目に異物が入っていたら気になるでしょ?と感じる飼い主さんもいらっしゃると思います。

私たち人間からすると、ちょっと考えられないかもしれませんが、殆どの犬の場合は目にゴミが入っていても、特に痛みなどは感じないようです。

なので、下手にゴミを取って、目を傷つけるよりも、放置して涙などで勝手に流れるのを待っているほうが安全です。

ただし、異常に目を擦ったり、ソファなどに擦りつける場合は、目薬で洗い流してあげてください。

それでも、目を気にしているようであれば、目の病気の可能性があるので、獣医さんに相談するようにしてください。

犬の目に毛やゴミを入れない為の予防法

放置でも大丈夫とはいえ、大切な愛犬が少しでも快適にと思うのが飼い主ですよね。

予防としては、目の回りのトリミングを行うことです。

毛が長かったり、多かったりするとそれだけ目に毛が入りやすくなります。

毛にゴミが絡まって、目に入ってしまう危険性も減るので、目の周りをキレイにしておくと犬の目に毛やゴミなどが入る可能性を減らすことができます。

最後に

今回は、犬の目に入った毛やゴミの取り方をご紹介させてもらいました。

基本的には、放置でもOKです。

気になるようなら、目薬を使って洗い流してあげてください。

目が傷つく可能性があるので、絶対に指やピンセットなどで、犬の目から直接取り除こうとしないでください。

犬にとっても目は、大切な場所ですから、何か気になるようなことがあるなら、獣医さんに相談するようにしてください。




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