ポップコーンといえば、映画のお供というイメージがあります。
色んなフレーバーもあって、おいしいですよね。
そんなポップコーン、犬が食べても大丈夫か知っていますか?
もしも、知らないなら愛犬が食べたときに焦らないように、しっかり確認しておきましょう。
ということで今回は、「犬がポップコーンを食べても大丈夫か」について説明していきます。
犬が「ポップコーン」を食べてもいいの?
答え:ノンオイル・味付けなしの物なら、大丈夫です
ポップコーンの原料は、とうもろこしです。
とうもろこしに、アレルギーなどがなければ犬が食べても大丈夫です。
参考にどうぞ→犬がとうもろこしを食べて大丈夫?アレルギーや毒は?その対策は?
あとは、油・塩分・糖分などが心配なので、油をつかわず味付けをしていないポップコーンなら、安全に食べられます。
ということでここからは、ポップコーンの栄養や与える際の注意点についてご覧ください。
犬に「ポップコーン」を与えるメリット
ビタミンB群が豊富
ビタミンB1・B2・B6・ナイアシン・葉酸・パントテン酸などのビタミンB群が豊富に含まれています。
ビタミンB群は、主にエネルギーの代謝にかかわるビタミンです。
なので、疲労・・・つまりエネルギー不足で疲れているときに摂取すると、効率的にエネルギーをつくりだして、疲労回復効果にも期待できます。
抗酸化作用でガンや老化を予防する
ポップコーンには、ビタミンEやポリフェノールが含まれています。
これらの成分には、抗酸化作用があります。
抗酸化作用とは、活性酸素の働きを抑制してくれます。
活性酸素も体に必要な物なんですが、必要以上に働きすぎて細胞を傷つけてしまいます。
細胞が傷つくということは、老化・ガンなどの原因になることもあります。
そこで、抗酸化作用のある成分を摂取することで、老化やガンの予防効果を期待できます。
犬に「ポップコーン」を与える際の注意点
人間用のポップコーンは与えない
先ほども書きましたが、油の使用や味付け(塩分や糖分)した物を与えるのは控えたほうがいいです。
つまり、人間用に販売されているポップコーンは、殆どの場合、油の使用や味付けがされているので、犬には適していません。
なので、犬にポップコーンを与える場合は、ポップコーンを手作りするか、犬用に販売されている物を与えるようにしてください。
仮に人間用の物を食べた場合でも、原料にアレルギーやチョコレートなど、犬が中毒を起こす成分が含まれていなければ、すぐに異常が出ることはないと思います。
ただ、食べ過ぎたり、日常的に摂取することで、肥満や高血圧になり、そこから様々な病気に発展することもあるので、人間用のポップコーンは控えましょう。
与えすぎない
ポップコーンの原料は、とうもろこしなので、食物繊維も含まれています。
食物繊維は、適量であれば、便通改善などの効果を得られます。
しかし、食べ過ぎると逆に下痢などの原因にもなります。
あとは、食べ過ぎによる肥満などもあります。
なので、与えすぎには注意してください。
おやつに、少量与える程度にしておきましょう。
食物アレルギーに注意する
犬にも個体それぞれのアレルギーがあります。
初めて与える食べ物は、必ず少量与えて異常がなければ少しずつ量を増やしていきましょう。
ポップコーンの原料は、とうもろこしなので、とうもろこしにアレルギーがある場合は、与えないようにしてください。
アレルギーの症状・・・
・痒がる
・嘔吐
・下痢
・目が充血する
などが見られたら、与えるのはやめましょう。
症状がひどい場合は、動物病院へ連れて行きましょう。
アレルギーが心配な場合は、一度検査してもらうのも良いと思います。
最後に
ポップコーンは、ノンオイルで味付けなどをしていなければ、食べても大丈夫な食べ物でしたね。
お菓子と言うとどうしても、体に悪いイメージがありますが、ポップコーンの場合は、油や味付けに注意すれば、犬にとてってもメリットのある栄養が含まれいるので、与えすぎに注意すれば、愛犬の健康にも役立ってくれると思います。
是非、ポップコーンを手作りして、おやつに与えてみてはいかがでしょうか?
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