迷子の犬に遭遇した時はどうするの?注意点・保護の仕方・連絡すべき場所とは?

以前、記事で犬の迷子について書きました。

愛犬が「迷子」になる原因は?愛犬を迷子犬しないために原因を知ろう!

愛犬が「迷子」になった⁉迷子になった際の危険や探し方・必要な対応とは?

どちらも飼い主側の視点で書いています。

今回は、「迷子の犬に遭遇した時」どうすればいいの?という視点で、書いていきたいと思います。

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迷子犬との接し方とは?

迷子犬の状況を記録する

まず、迷子犬を見つけたら、その時の状況を記録しましょう。

・犬を見た場所

・犬を見た時間

・犬の状態

・犬の特徴

・首輪や鑑札・迷子札の有無

・犬の写真を撮る

・逃げた場合は、どちらの方向へ逃げたか

などを記録してください。

保護しない場合

とりあえず、保護しない場合でも関係各所には、連絡してください。

・警察

・保健所

・保護センター

などです。

連絡するときには、記録した迷子犬の状況を伝えてください。

犬を放置しておくと、自分や家族に危害を加えられる可能性が、0とは言い切れません。

警察などに連絡して保護してもらうようにしましょう。

SNSや迷子犬の掲示板などに情報を書き込むと、探している飼い主の助けになる可能性があります。

警察などに保護されたか、いないかも合わせて、書き込むとより助かります。

迷子犬の様子を確認する

犬が迷子になっている場合、飼い主がいない・知らない場所といった理由から、パニック状態に陥っている可能性があります。

不安定な状態で、知らない人がいきなり近づくと、保護しようとする人間に危害を加える可能性ががあります。

なので、いきなり近づかず犬の様子を観察してください。

まずは、離れた場所から犬に声をかけてみます。

反応をみて・・・

・極度に怖がっていないか

・威嚇していないか(吠える・歯をむき出しにする・うなる等)

このような場合は、無理に保護しようとしないでください。

無理に保護しようと近づくと、パニックになり、噛みついたり、場所によっては交通事故などを起こす危険性があります。

迷子犬がパニック状態にある場合

犬が上記で説明したように、恐怖や威嚇などの反応がある場合です。

無理に保護するのは危険なので、保護しない場合と同じように、犬を見かけた状況を記録して近隣の警察・保健所・保護センターなどに連絡を入れて下さい。

SNSや迷子犬の掲示板などに情報を書き込むと、探している飼い主の助けになる可能性があります。

警察などに保護されたか、いないかも合わせて、書き込むとより助かります。

迷子犬が落ち着いている場合

声をかけて、恐怖や威嚇がない場合です。

その場合でも、いきなり近づいてはいけません。

ゆっくりとしゃがんで姿勢を低くします。

声をかけながら、手のひらを差し出して、犬の方から寄ってくるのを待ちます。

犬の方から寄ってこない場合、無理に保護しようとすると危険なので、保護しない場合と同じように、関係各所に連絡しましょう。(警察・保健所・保護センターなど)

犬が近寄ってきた場合は、暫く手のひらを差し出して匂いなどを嗅がせます。

時間をかけて、危険な人じゃないと理解してもらいます。

最後に、犬を下の方から首あたりを撫でてください。

※下の方から触りましょう、頭上から触ろうとすると、犬は恐怖を感じます。

パニックになり、攻撃や逃亡の危険性が高まります。

犬を撫でることができたら、リードや鎖がある場合は、それを持って保護してください。

リードなどがない場合は、近くに人がいるなら、協力してもらいリードなどを持ってきてもらいましょう。

人もいないときは、自分で取りに行きましょう。

犬をその場に待機させるか、付いてくるようなら、そのまま連れていきましょう。

最終的に首輪やリードを付けて、保護してください。

※保護に失敗した場合は、保護しない場合と同じように、関係各所に連絡を入れてください。

迷子犬が重傷の場合

交通事故などで、抵抗もできないほどの状態の時です。

動物病院へ連絡しましょう。

往診してくれるなら、頼みましょう。

無理なら、連れて行って下さい。

ただし、治療費は保護した人に請求されます。

後に、飼い主が見つかった場合は、必要な治療であったと認められれば、費用を請求できます。(必要な治療ではないとされると、請求できません。)

あとは、話し合いしだいですね。

それが嫌なら保護しない場合と同じように、関係各所に連絡して対応してもらいましょう。(警察・保健所・保護センターなど)

迷子犬を保護した後は?(連絡先が分かる場合)

首輪・鑑札・迷子札を確認する

首輪や、何か付けている物がないか確認してください。

首輪の裏に、飼い主の連絡先が書いてある可能性や、鑑札や迷子札を付けている可能性があります。

迷子札なら、飼い主の連絡先が書いてあるはずです。

鑑札は、保健所に行けば登録番号で飼い主がわかります。

・連絡先が分かったら、飼い主に連絡する

・鑑札があるときは、保健所に連絡か連れていく

フードや水を与える

放浪している間は、飲まず食わずの可能性が高いので、飼い主との連絡が取れるまでや、来るまでの間にあげてもいいと思います。

迷子犬を保護した後は?(連絡先が分からない)

警察・保健所・保護センターなどに連絡する

まずは、保護したことを管轄の警察や保健所に、連絡してください。

飼い主さんが、届出をしている可能性もあり、連絡がとれることもあります。

そして何より、大切なのは、飼い犬は所有物として扱われます。

迷子犬を勝手に飼ったり、保護すると後々、遺失物横領罪や窃盗罪になることもあります。

さらには、飼い主に訴えられる可能性もあります。

迷子犬を保護した場合は、必ず最初に警察などに連絡を入れましょう。

この時、自宅で迷子犬を預かれないのなら、保護してもらうようにしてください。

迷子犬を自宅で預かる場合(最後まで面倒を見る)

重 要

まず、自身で迷子犬を保護しようと思うなら、仮に飼い主が現れない場合は、最後まで面倒を見る責任を負います。

その点をよく考えてから、自宅で保護するかどうか考えてください。

1.各所へ連絡

まずは、上記で書いたように、各所へ連絡します。

そして、飼い主が現れるまで、自宅で保護することを各所へ伝えます。

2.迷子犬の健康診断

次に、迷子犬を動物病院へ連れていき、健康診断を行いましょう。

・ノミやダニ

・フィラリア

・感染症

・寄生虫

・病気

・ケガ

などの予防・治療を行います。

治療費は、保護した人の負担です。

この際に、その犬に合った、ペットフードの確認などもしておきます。

犬種や年齢によって、適したペットフードがあります。

※治療費・ペットフード代などは、必要な物だったと認められると、元の飼い主が見つかった

場合には請求できます。

ただ、無駄に高級なエサや、おもちゃの代金などは請求できない可能性があります。

※去勢や避妊手術は、行わないでください。

所有権が元の飼い主にあるうちに、治療以外の行為を行うと、飼い主が見つかった時に

トラブルになる可能性があります。

3.先住犬がいる場合は、隔離する

犬を元々飼っている場合です。

感染や喧嘩などの可能性があるので、自分の愛犬には近づけないようにしましょう。

4.元の飼い主を探す

迷子犬を見つけた際の情報をもとに、飼い主を探します。

1.SNSや迷子犬の掲示板への書き込み

2.近隣の動物病院への連絡

  過去に受診記録があり、そこから飼い主がわかる可能性がある

3.ビラやポスターを使う

 分かりやすく、迷子犬の写真を大きく載せましょう。

 迷子犬を保護していることや、見つけた際の情報、自身の連絡先も必要です。

 注意点としてポスターなどは、電柱などに勝手に貼り付けてはいけません。

 ポスターを張り付けるときは、そこの所有者の許可が必要です。

 貼り付ける場所の候補としては・・・

 ・スーパー

 ・コンビニ

 ・交番

 ・連絡した動物病院

 などにお願いして、貼らせてもらいましょう。

 ※イタズラ電話などの可能性もあるので、連絡先は固定電話などは避けて、携帯などのほう

 がいいと思います。

5.飼い主が現れない場合

警察に、拾得物として届出から、3ヶ月過ぎると、拾った人つまり、保護した人に迷子犬の所有権が移ります。

ここからは、二つ選択肢があります。

1.自身で最後まで面倒をみる

2.里親を探す

自分で最後まで面倒を見るなら、特に問題ありません。

かわいがってあげてください。

ただし、すでに犬を飼っている場合は、先住犬と迷子犬との相性もあります。

どうしても合わない場合は、里親さがしも考えてみてください。

里親を探す場合ですが、探し方を載せているサイトがあったので、引用します。

以下引用

里親探しの方法

1.友人知人、親戚にあたる
まずは身近な人の中で犬や猫を欲しがっている人を探しましょう。また、その人以外にも、思い当たる人がいたら連絡をくださるよう頼んでおきましょう。

2.ポスターを貼る( 見本 )
商店街、スーパー、銀行、郵便局、動物病院の掲示板など、お願いする所はたくさんあります。できるだけ人通りの多い所、目立つ所に貼りましょう。

3.新聞、タウン誌、地元のミニコミ紙の広告等を利用する。
「犬猫の里親募集」コーナーなどを設けている媒体を捜しましょう。(有料の場合もあります。)

4.里親会などに参加する
動物愛護団体によっては里親会などを開いている所もあるので、前もって詳細を聞いた上で申し込んでみましょう。

5.インターネットの情報サイトを利用する
インターネットには里親探しのサイトが多数あります。複数の里親サイトに登録して、情報掲載をしてみましょう。
また掲載されたらまめにメールをチェックすることを忘れないでください。(サイトによって掲載条件があります。よく読んで参加しましょう。)

引用元:里親探しについて – 不幸な犬猫をなくすネットワーク

里親の条件や譲渡する前の準備なども、詳しく書かれているので一度、引用元のページを確認してみてください。

里親が見つからない場合は、やはり自身で最後まで面倒をみるしかありません。

迷子犬を保護するなら、相応の責任を負うことを理解しましょう。

補足1.飼い主がまともとは限らない

迷子犬を善意で保護した場合でも、文句を言ってくる飼い主はいます。

たとえば・・・

・勝手に連れ去った、誘拐したなど見当違いの怒りをぶつけてくる人

・お腹が減っているだろうと、エサを与えた場合、変な物を食わせるなと怒る人

・動物病院へ連れて行けば、勝手に治療するなと怒る人

残念ですが、世の中、様々な人がいますので、そういう飼い主の場合は、色々とあきらめましょう。(感謝の言葉や、治療費など)

裁判ざたになるケースは、殆どないと思いますが、誘拐や窃盗だと言われないように、警察への届出などは、忘れないようにしましょう。

補足2.公的機関の保護について

警察や、保健所・保護センターでの保護とは、何も迷子犬の飼い主が見つかるまで面倒を見るとか、亡くなるまで面倒をみる、ということではありません。

基本的に、保護した犬の情報を公開して、地域によって様々ですが、10日前後経過しても飼い主や、里親などが現れない場合は、殺処分されます。

里親などが見つかるのは稀なので、公的機関にあずけるということは、飼い主が現れない場合は、10日程度の命ということになります。

ただ、保健所の方々も殺したくて、殺しいるわけではありません。

殺処分ゼロにするために、里親探しに力を入れている場所などもあります。

保健所自体を責めないようにしてください。

もちろん、公的機関に保護をお願いした方にも責任はありません。

責任は、元の飼い主にあります。

補足3.保護するのは覚悟が必要

下手に保護すると、元の飼い主に悩まされたり、費用が請求できないなどのトラブルが発生することもあります。

飼い主が現れなかった場合は、最後まで自分で面倒を見るか、里親を探す必要もあります。

「正直そこまで面倒みれないよ!」という方も多いと思います。

やはり、ちょっとでも不安を感じるなら、保護はあきらめて、公的機関に預けましょう。

補足2の説明を読むと、かなり抵抗を感じる方もいると思います。

とはいえ、中途半端な気持ちで迷子犬を保護すると、大変な思いをして後悔することになるかもしれません。

くれぐれも、「迷子犬を保護するな!」と言っているわけではありません。

保護するには、相応の覚悟が必要だということです。

最後に

ちょっと長い記事になってしまいました。

それだけ、迷子犬を保護するのは、大変だと思ってください。

飼い主探しもしないとダメだし、見つからなければ、里親をさがすか自分で最後まで面倒をみなければいけない。

覚悟が必要です。

保護しない場合でも、関係各所に連絡だけは協力してください。

補足2を読むと、連絡するのも躊躇しますが、放置しておけば、貴方や貴方の家族・友人に被害がでる可能性もあります。

犬だけでなくペットを飼う人には、しっかりと責任を持って飼ってもらいたいと強く感じます。

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