最近段々と、暖かくなる日も多くなってきましたね。
もうすぐ春ですね。
そこで、今回は春を迎えるにあたって愛犬の健康管理について、注意すべき点を書いていきたいと思います。
寒暖差に注意
日中は、暖かくポカポカしていても朝晩はまだまだ冷える日もあります。
朝晩の寒暖差が、10℃以上あるところも多いのではないでしょうか。
犬も寒暖の差が激しくなると、風邪をひいたり体調を崩しやすくなります。
朝晩など気温が落ちるときには、タオルや毛布などを用意してあげてください。
熱中症に注意
春とはいえ、日中は状況によって温度が高くなり熱中症にかかるワンちゃんも少なくありません。
お留守番をさせるときには、注意してください。
・直射日光が当たる場所にケージをおかない
・水分補給ができるよう十分な量の水を置いておく
・部屋を完全に締め切った場合、熱くなるようなら温度調整する
事前に愛犬が過ごす部屋の状態を確認してあげてください。
あと、特に気を付けていただきたいのは、愛犬と車でお出かけする方です。
ちょっとお留守番と、窓を締め切った状態で放置すと日中締め切った状態の車内は、20・30分で20℃近く温度が上昇します。
そんな状態で、愛犬を車内でお留守番させるとかなり危険ですので、絶対にやめてください。
換毛期に注意
春になり暖かくなってくると、犬たちも衣替えを行います。
それが換毛期、冬用の毛がどんどん抜けていき、夏用の毛に変わっていきます。
因みに、秋にも夏から冬用へと毛が変わっていきます。
抜けた毛をケアせず放置すると、通気性が悪くなります。
温度が高くなってくるのと合わせて、皮膚が蒸れやすくなりますので皮膚病にかかりやすくなります。
こまめに、ブラッシングやシャンプーをしてあげてください。
シャンプーは、やりすぎはよくないので、月に2回ほどにしてあげましょう。
換毛期のない犬種もあるので、全ての犬がこれに当てはまるわけではありませんが注意してください。
シャンプーについては、こちらでも記事にしてます。
参考記事→愛犬のシャンプーを自宅でしよう!必要な物や注意点とは?
ノミやマダニに注意
ノミやマダニは、一年中気を付けておくべきです。
しかし、暖かくなってくるとノミやマダニの活動はより活発になってきますので、より注意しましょう。
市販の予防用の薬剤や、首輪など色々な予防グッズがありますが、動物病院などに相談してしっかりしたものを使った方がいいと思います。
散歩中は、むやみに草むら等にむやみに近づかないようにしてください。
散歩から帰ってきたらブラッシングするなどしっかりケアしてあげましょう。
シャンプーも効果的ですが、やりすぎには注意してください。
シャンプーの回数は、月2回ほどにしておきましょう。
清潔な状態を保つことも大切なので、家の掃除なども大切です。
特にペットが長く時間を過ごすスペース、寝床などは、こまめに掃除してあげましょう。
万が一ノミやマダニが見つかっても、つぶしたりしてはいけません。
マダニは、皮膚に食いついているので下手に触ると皮膚を傷つけます。
ノミは、体内に幼虫が入っているのでそれが手に残って人に寄生することもあります。
見つけたときは、素直に病院につれて行ってあげましょう。
フィラリアに注意
フィラリアは、蚊を媒介にして犬に寄生します。
地域によって発生時期は様々ですが、春にも蚊がでる場所はあります。
病院にいって獣医さんに相談して、予防する時期を確認しましょう。
フィラリアについての記事です
参考までにご覧ください→「犬のフィラリアは蚊が原因?」
最後に
春が訪れて、気温が暖かくなってくると、気持ちまで高揚するような気がしますよね。
元気一杯なワンちゃんと一緒に散歩に出かけるのも気持ちいいですよね。
そんな素敵な春ですが、季節の変わり目には、体調も崩しやすくなるので、ペットの体調管理には十分気を付けてあげて下さね。