夏の風物詩といえば、スイカですよね。
縁側で、うちわを片手に、風鈴の音を聴きながらパクリなんて情景が浮かんできます。
まあ、そんな甘くておいしいスイカなので、欲しがるワンちゃんもいるんじゃないでしょうか?
そんな時「あれ、スイカって与えていいの?」と疑問に思う方もいるでしょう。
そこで今回は、「がスイカを食べてもいいのか?」について説明します。
犬がスイカを食べても大丈夫?
答え:食べても大丈夫です。
犬もスイカを食べられます。
生でも、加熱しても大丈夫です。
ここからは、スイカのメリットや与えるときの注意点などを説明します。
スイカのメリット
スイカには、ビタミンやリコピンなど、体を健康にする成分が入っているので愛犬にも嬉しい食物ですね。
リコピンで老化防止
スイカには、豊富なリコピンが含まれています。
リコピンとは、赤い色素のことです。
リコピンの効能ですが、活性酸素を除去する効果がある成分なんです。
活性酸素は、体に必要な物なんですが、働きすぎると老化やガン等の症状の原因になってしまいます。
そこで、リコピンにより活性酸素を減らすことにより、適度に働いてもうことで、老化防止やガン予防につながります。
因みにリコピンといえば、トマトをイメージする方も多いと思います。
実は、トマトよりか1.5倍もリコピンの含有量が多いんです。
ちょっと意外ですよね。
シトルリンで血流をよくする
スイカには、シトルリンというアミノ酸が含まれています。
これには、血管を拡張する機能があり、血流をスムーズにしてくれます。
血流がよくなれば、酸素や栄養をしっかりと、体中に送れるので健康向上に有効です。
低カロリー
スイカって甘くておいしいのに、低カロリーなんです。
ちょっと太り気味の愛犬には、ピッタリのおやつになりますね。
とはいえ、与えすぎは厳禁です。
夏の水分補給に最適
スイカは、水分が豊富な食べ物なので、水分補給にはもってこいです。
それに、カリウムも含まれいて、カリウムには利尿効果があります。
尿を出す時に、熱や余計な塩分を同時に出してくれるので、暑い夏には体温を下げるのにも一役買ってくれます。
犬は、特に夏が苦手なので、嬉しい効果ですよね。
犬が夏が苦手な理由はこちら→犬の夏に注意する事⁉熱中症予防について
スイカを与える際の注意点
メリットの多いスイカですが、与える際には気を付けるポイントもあります。
丸ごと与えない
さすがにスイカを丸々与えることはないと思いますが(笑
食べやすいように、カットしてあげましょう。
その際に、種や外側の固い皮を取り除いてあげましょう。
消化に悪いので、下痢や嘔吐の原因になるかもしれません。
皮に近い白い部分には、シトルリンが多く含まれているので、白い部分を多めに与えるのもいいかもしれません。
適量を与える
食べ過ぎは、いけません。
下痢や嘔吐を起こす可能性があります。
おやつや食事に少し足すくらいにしておきましょう。
一応、中型犬で1日30g程度が適切だとされています。
小型犬ならもっと少なく、大型犬ならもう少し増やしてもいいかもしれません。
犬によって食べられる量は違いますので、食後の様子や排便をみて問題がない範囲で与えましょう。
食物アレルギーに注意する
犬にもアレルギーがあります。
初めて与えるときには、少量にして様子を見ましょう。
アレルギーの症状が見られたら、与えるのはやめましょう。
・痒がる
・嘔吐
・下痢
・目が充血する
アレルギーが心配な場合は、一度検査してもらうのも良いと思います。
最後に
スイカは、甘くておいしいのに低カロリーとか、老化・ガン予防にもなる優秀な食べ物でしたね。
とはいえ、与える際には注意も必要でした。
・カットして与える(種や皮を取り除く)
・適量与える
・アレルギーに気を付ける
気を付ける部分には、しっかり気を使って愛犬と楽しく健康に過ごしていきましょう。
他の食べ物についての記事もあります
よろしければご覧ください