犬がトマトを食べても大丈夫?アレルギーや毒は?その対策は?

トマトといえば、年中食べられますよね。

 

でもトマトって、夏野菜なんですよ。

 

暑い夏に、冷やしたトマトっておいしいですよね。

 

そんな夏に似合うトマトですが、ワンちゃんが食べても大丈夫?

 

と疑問に思う方もいらっしゃると思います。

 

そこで、今回は「犬がトマトを食べても大丈夫」なのかについて、説明します。




犬がトマトを食べて大丈夫?

答え:食べて大丈夫です。

 

犬がトマトを食べても問題ありません。

 

生でも加熱でも食べられます。

 

皮や種も食べて問題ありません。

 

しかし、与える際には注意点もあるので、トマトの効能と合わせて見ていきましょう。

 

トマトの効能

トマトには、リコピンやビタミン・ミネラルなどが豊富に含まれており、愛犬の健康にも役立つ食材です。

リコピン

リコピン(赤い色素)は、カロテノイドという色素の一つなんです。

 

で、このカロテノイドには、活性酸素を除去する抗酸化作用があるんです。

 

活性酸素自体は、体に必要なものなんですが、あまりにも強すぎて老化を早めてしまうんです。

 

そこで、リコピンの登場です。

 

リコピンにより、活性酸素が除去されて、アンチエイジングになるということです。

 

愛犬の老化防止に役立ちます。

 

リコピンには、他にも抗がん作用や免疫力アップにも有効なので、大変優秀な食物ですね。

夏の水分補給に最適

トマトは、90%以上が水分です。

 

また、カリウムも含まれており、カリウムには利尿作用があります。

 

尿を体外に放出する際に、熱も同時に逃げるので、夏が苦手な犬には最適ですね。

 

犬が夏が苦手な理由はこちら→犬の熱中症は危険?死亡する可能性もあり!予防・対策とは?

 

トマトを与える際の注意点

未完熟のトマトを与えない

トマトには、トマチンというアルカロイドの毒素が含まれています。

 

このトマチンは未完熟の青いトマトや葉や茎などに多く含まれています。

 

ですので、青いトマトや茎・葉やなど緑色の部分を食べさせないように気を付けてください

 

プランターなどで、プチトマトを栽培している方などは、十分注意しましょう。

 

間違って犬がパクリ、なんてしないように対策しておきましょう。

 

愛犬に食べさせるトマトは、完熟したものにしてください。

 

※完熟トマトにも微量のトマチンが含まれています。

 少量であれば健康に害を及ぼすことはありません。

 

※アルカロイドは、寄生虫感染や関節炎を患っている場合は、症状が悪化すると考えらているので、与えないようにしてください。

適切な量を与える

与えすぎると、下痢や嘔吐を起こす可能性もあります。

 

犬の大きさに合わせて与えましょう。

 

小型犬なら、プチトマト1個くらいで、大型犬でも中玉1・2個くらいにしておきましょう。

適度な大きさにカットする

丸ごと与えて、喉に詰まらせると大変です。

 

特に小型犬などにプチトマトを与えるときは、丸呑みすると危険です。

 

小さくカットしてあげましょう。

食物アレルギーに注意する

犬にもアレルギーがあります。

 

初めて与えるときには、少量にして様子を見ましょう。

 

アレルギーの症状が見られたら、与えるのはやめましょう。

・痒がる

・嘔吐

・下痢

・目が充血する

アレルギーが心配な場合は、一度検査してもらうのも良いと思います

トマトジュースは無塩の物を与える

トマトジュースには、塩の入っている物も売られています。

 

犬には塩分が高すぎるので、無塩のトマトジュースか手作りしましょう。

最後に

トマトは、老化防止や水分補給など、犬にとっても嬉しい食べ物でしたね。

 

しかし、与える際には注意すべきことがありました。

 

・未完熟のトマトを与えない(葉や茎など緑色の部分も含む)

・適切な量を与える

・食物アレルギーに注意する

・トマトジュースは無塩の物

以上のことに気を付けてあげましょう。

 

他の食べ物についての記事もあります

よろしければご覧ください

犬の食べ物




シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする