栗といえば秋という感じがしますね。
まさに秋の風物詩です。
あの、優しい甘味が嬉しいですね。
そんな、優しい栗ですが、「犬が食べても大丈夫?」と心配な方もいると思います。
ということで今回は、「犬が栗をたべてもいいのか」について説明していきます。
犬が「栗」を食べてもいいの?
答え:食べても大丈夫です
はい、栗には犬が中毒を起こすような成分は、含まれていません。
栗には、犬の健康にも役立つ栄養が含まれれていますので、犬に栗を与えるメリットや、与える際の注意点をご覧ください。
犬に「栗」を与えるメリット
抗酸化作用でガンや老化を抑制する
栗には、ビタミンCなどの抗酸化作用のある成分が含まれています。
抗酸化作用とは、活性酸素の働きを抑制してくれます。
活性酸素も体に必要な物なんですが、必要以上に働きすぎて細胞を傷つけてしまいます。
細胞が傷つくということは、老化・ガンなどの原因になることもあります。
そこで、抗酸化作用のある成分を摂取することで、老化やガンの予防効果を期待できます。
疲労回復にも期待できる
栗には、エネルギーを作り出すのに必要なビタミンB群が含まれています。
疲労は、エネルギーが足りていない状態です。
ビタミンB群を摂ることで、効率的にエネルギーを作り出すことで、疲労回復につながります。
犬に「栗」を与える際の注意点
犬が食べやすくする
栗を生であげてあり、丸ごと与えることはやめてください。
生の栗や、渋皮を与えると消化不良を起こすかもしれません。
丸ごと(大きいサイズ)だと、喉や胃腸に詰まる可能性もあります。
なので、消化や喉などに詰まらせないように・・・
・加熱
・皮むき
・細かくする、ペースト状にする
この3点に注意してください。
栗を丸ごと飲み込んだ場合は、念のために動物病院に相談した方が良いと思います。
どこかに詰まっていると、後々大変なことに(腸閉塞など)になる可能性もあります。
人間用の加工食品は与えない
栗には、色々な加工食品があると思います。
渋皮煮・甘露煮・栗きんとん等々。
これらには、味付けの為に砂糖などの調味料が多く使われています。
なので、犬の体調に害を起こす可能性が高いので、与えないようにしてください。
与えすぎない
栗には、食物繊維が含まれています。
食物繊維は、適量であれば便通改善にも役立ちますが、摂りすぎれば下痢などの原因にないります。
また、カロリーも高いので食べ過ぎれば肥満にも繋がります。
肥満は、万病のもとですから、カロリーには気を付けてください。
犬によって適量は、変わってきます。
あくまで、目安ですが・・・
小型犬 半分~1個
中型犬 1~2個
大型犬 2~3個
程度がいいと思います。
もちろん、食べた後に便が緩い、下痢になるなどの症状が見られたら、その子には量が多い可能性があるので、量を減らすか与えるのをやめてください。
便の様子を見て、愛犬に合った量を探ってください。
食物アレルギーに注意する
犬にも個体それぞれのアレルギーがあります。
初めて与える食べ物は、必ず少量与えて異常がなければ少しずつ量を増やしていきましょう。
アレルギーの症状・・・
・痒がる
・嘔吐
・下痢
・目が充血する
などが見られたら、与えるのはやめましょう。
症状がひどい場合は、動物病院へ連れて行きましょう。
アレルギーが心配な場合は、一度検査してもらうのも良いと思います。
最後に
栗は、犬が食べても大丈夫な食べ物でしたね。
少しカロリーが高めなので、肥満には注意してください。
とはいえ、甘味のある食べ物なので、ワンちゃんも気に入ってくれると思います。
たまのご褒美や、食事のトッピングなどに活用してみてください。
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