犬が枝豆を食べても大丈夫?アレルギーや毒は?その対策は?

枝豆といえば、おつまみの定番ですよね

暑い夏の日に、キンキンに冷やしたビールのお供に最適です。

まあ、そんなビール好きには嬉しい枝豆を晩酌につまんでいると・・・

「何それ、おいしいの?ちょうだい」と訴えかける、かわいい瞳(笑

そう、ワンちゃんの登場ですね。

かわいい愛犬にねだられると、ついついあげちゃいますよね。

でも、ちょっと待ってください。

人間が食べられても、犬には害がある食べ物もあるんです。

ということで、今回は「犬が枝豆をたべてもいいのか?」について説明いたします。




犬が枝豆をたべてもいいの?

答え:たべても大丈夫です。


はい、犬が枝豆を食べても問題ありません。

しかし、与える際には注意点もありますので、枝豆の栄養素と合わせて見ていきましょう。

枝豆の栄養素

枝豆には、ビタミン類が豊富に含まれています。

他にもカリウムや鉄分などが含まれており、犬の健康にも役立つ成分が入っています。

ビタミン類の効果

ビタミンK

ビタミンKは、骨からカルシウムが溶け出すのを防ぐ効果があるので、骨粗しょう症予防に役立ちます。

他にも、出血したときに血を凝固させる働きがあるとされていて、不足すると出血したときに血が固まりにくくなります。

βカロテン(ビタミンA)

βカロテンは抗酸化作用があるので、免疫力アップやガン・老化防止に役立ちます。

ビタミンC

ビタミンCにも抗酸化作用と免疫力アップに役立ちます。

犬は、ビタミンCを体内で生成できますが、老化・病気などの影響で不足することもあるので、食べ物で補うことも大切です。

カリウム

カリウムには、利尿作用がありますので、体に溜まった老廃物を体の外に出す働きがあります。

また、カリウムにはナトリウムを排出する効果があります。

ナトリウムを摂取しすぎると、高血圧などになります。

なので、高血圧の犬には嬉しい効果です。

鉄分

枝豆には、鉄分が含まれていますので、貧血気味の犬にはオススメです。

貧血になると、食欲や元気がなくなるので貧血には注意しましょう。

枝豆を与える際の注意点

生のまま与えない

枝豆を与えるときは、必ず茹でてからあげましょう。

生の状態だと、消化に悪いだけでなく、タンパク質の分解を阻害する成分があります。

トリプシンインヒビターというんですが、加熱することにより問題がなくなるので、必ず茹でるようにしてください。

また茹でるときには、塩を使わないようにしましょう。

おつまみ用にお店から買った場合は、塩が使われているはずです。

それは与えず、自分で茹でたものをあげてください。

鞘ごと与えない

枝豆は、鞘につつまれてますので、鞘ごとあたえないでください。

鞘から出す時に、薄皮も一緒に取り除いてあげましょう。

また、枝豆は茹でてあっても消化しづらいので、出来ればすり潰して与えましょう。

量を与えすぎない

与えすぎると、下痢や肥満になるかもしれません。

2・3粒程度で十分かと思います。

あくまで、ちょっとしたおやつ、普段の食事のトッピングとして与えましょう。

食物アレルギーに注意する

犬にも個体それぞれのアレルギーがあります。

初めて与える食べ物は、必ず少量与えて異常がなければ少しずつ量を増やしていきましょう。

アレルギーの症状・・・

・痒がる

・嘔吐

・下痢

・目が充血する

などが見られたら、与えるのはやめましょう。

症状がひどい場合は、動物病院へ連れて行きましょう。

アレルギーが心配な場合は、一度検査してもらうのも良いと思います。

最後に

枝豆は、犬の健康に役立つ栄養がしっかりと含まれた食べ物でしたね。

注意する部分には注意して、愛犬と楽しく健康な生活を送れる参考にしていただければ幸いです。

他の食べ物についての記事もあります

よろしければご覧ください

犬の食べ物




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