うなぎといえば、夏バテ防止の為に食べるイメージがあります。
そして、ちょっとお高いですよね。
中々食べられないので、たまの贅沢といった感じで食べますよね。
でも自分たちだけで贅沢すると、愛犬に対してちょっと罪悪感が・・・
まあ、「滋養強壮に効くうなぎだから、犬にもスタミナをつけてあげよう」と思ってあげたくなりますよね?
でも、ちょっと待ってください!
人間が食べられても、犬が食べられない食べ物って結構あるんです。
ということで、今回は「犬がうなぎを食べても大丈夫」かについて説明します。
犬がうなぎを食べてもいいの?
答え:食べても大丈夫です。
はい、犬もうなぎを食べられます。
しかし、犬にうなぎを与える際に注意点がありますので、うなぎの栄養と合わせてご覧ください。
うなぎの栄養
うなぎは、ビタミン類やタンパク質が豊富な食べ物で、犬の健康にも一役買ってくれる優れた食べ物です。
ビタミン類
ビタミンA
ビタミンAには、視覚や皮膚を健康に保ったり、成長促進する効果があります。
ビタミンAが不足すると、夜盲症(暗闇で目がよく見えなくなる症状)、皮膚の異常や運動失調などが起こることもあるので、欠かせない栄養素です。
ビタミンB群
ビタミンBには、エネルギーや老廃物の代謝を促す効果があるので、疲労回復に期待できます。
ビタミンD
ビタミンDには、歯や骨にカルシウムを効率よく吸収させてくれる働きがあります。
健康な歯や骨を作るのに大切な栄養素です。
骨折や、骨粗しょう症予防にも期待できます。
タンパク質
うなぎには、良質なタンパク質が多く含まれています。
犬にとっても、タンパク質は重要です。
・筋肉
・毛
・爪
・皮膚
・血液
・内臓
・骨
など様々な部分に必要です。
タンパク質が不足すれば、免疫力の低下や皮膚、毛並みにも悪影響がでてきます。
免疫力が低下すれば、そこから様々な病気へと発展しかねません。
ということで、タンパク質は健康と美しい体作りにとって大切なものなんです。
うなぎを与える際の注意点
うなぎは、犬にとっても滋養強壮に効く嬉しい食べ物ですが、やはり与える際には気を付けるポイントがあります。
生で与えない
うなぎを生で買うことは、殆どないと思います。
しかし、仮に生で手に入った場合、絶対に生で与えないでください。
うなぎの血液には、毒性があります。
加熱することにより毒性がなくなります。
ですので、必ず加熱してから与えましょう。
塩分に注意する
うなぎといえば、蒲焼きが多いですよね。
あの、甘辛いタレがおいしいですよね。
でも、あのタレには塩分と糖分が満載です。
犬にそのまま与えると、過剰摂取になりかねません。
お湯で少し茹でてあげると、適度にタレが洗い流されて犬にも安心です。
白焼きの場合でも、塩がかかっているので、軽く茹でてあげる方が安心です。
与えすぎに注意
うなぎは、脂肪分も多いので、食べ過ぎると肥満の原因になります。
食べ過ぎてお腹を壊し下痢をすることも考えられます。
食事をうなぎだけで与えることもないと思いますが、トッピングやおやつ感覚で少し与えるくらいがいいでしょう。
食物アレルギーに注意する
犬にも個体それぞれのアレルギーがあります。
初めて与える食べ物は、必ず少量与えて異常がなければ少しずつ量を増やしていきましょう。
アレルギーの症状・・・
・痒がる
・嘔吐
・下痢
・目が充血する
などが見られたら、与えるのはやめましょう。
症状がひどい場合は、動物病院へ連れて行きましょう。
アレルギーが心配な場合は、一度検査してもらうのも良いと思います。
最後に
うなぎは、犬にも人にもスタミナをつけてくれる、優秀な食べ物でしたね。
いくつか注意点もありましたが、おいしく食べれて健康にもいい!
ということで、ぜひ愛犬と共に召し上がってください。
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