甘酸っぱくてサッパリとした、美味しさが魅力的なパイナップル。
私も大好きです。
私は丸ごと買ったことがないので、切ったことないんですが、パイナップルって切るのがすごく大変そうですよね。
なのでいつも缶詰かカットされた物を購入して食べてます。
とまあ、そんなパイナップルですが、私たちが美味しそうに食べていれば、ワンちゃん達も欲しがりますよね?
近くに来ておねだりされると、ついついあげちゃいたくなりますね。
あれ、でも「犬ってパイナップルたべてもいいの?」って疑問を持つ方もいると思います。
ということで、今回は「犬とパイナップル」について説明します。
犬が「パイナップル」を食べてもいいの?
答え:食べても大丈夫です
犬が中毒になるような成分が、含まれていないので犬が食べても問題ありません。
とはいえ、与える際には注意することもあるので、パイナップルの効果と合わせてご覧ください。
「パイナップル」の効果
ビタミン類
パイナップルに含まれている、ビタミンをいくつか紹介します。
ビタミンB1
炭水化物をエネルギーに変えるために必要なビタミンです。
尿と一緒に体外にでるので、毎日の食事でしっかりと摂取する必要があります。
ビタミンC
疲労回復や免疫力のアップに期待できます。
犬は、自分でビタミンCを生成できるのですが、病気やストレスなどのが原因で不足することもあるので、普段の食事でカバーすることも大切です。
ブロメリン
タンパク質の消化を助けてくれる酵素の一つです。
消化不良を防ぎ、タンパク質を吸収する助けになります。
クエン酸
私たち人間の間でも疲労回復に効くと、有名になりましたね。
もちろん、犬の疲労回復にも効果的なクエン酸です。
疲労とは、細胞が傷ついている状態です。
それを修復するためのエネルギーが必要です。
クエン酸は、そのエネルギーを生み出すためのサイクルに必要なうえ、活性化もしてくれるので疲労を回復するのに一役買ってくれます。
カリウム
余分な塩分を体外に排出する効果があります。
高血圧や塩分の多い物を食べたとき等に摂取したい成分です。
糞を食べなくなる?
貴方は、食糞って聞いたことあるでしょうか?
自分や他の犬の糞を食べてしまう行為です。
糞を食べると聞くと、ゾッとする方もいるでしょうが、その食糞を防ぐ効果が、パイナップルにあるとされています。
パイナップルを食べると、糞が食べる気が失せるほど不味くなるらしいです。
実際に食糞しなくなるかどうかは、犬によって変わってきますが、食糞にお悩みなら一度試してみては、いかがでしょうか?
犬に「パイナップル」を与える際に注意すること
果肉のみ与える
パイナップルの皮や芯は、消化できません。
喉や胃腸に詰まらせる可能性もあるので、必ず取り除きましょう
食べやすくする
犬にとって、パイナップルは消化しにくい食べ物です。
サイズが大きいと消化しにくい上に、喉などに詰まらせる可能性もでてきます。
小さくカットしたり、すり潰すなどしてから与えてください。
生で食べても害はありませんが、加熱すると消化しやすくなります。
加熱しすぎると、栄養も損なわれるので軽く熱を通すのがオススメです。
パイナップルの刺激に注意
パイナップルを食べると、舌がヒリヒリするような刺激を感じる犬もいます。
これは、ブロメリンの影響です。
ブロメリンは、タンパク質を分解する酵素なので、舌や粘膜を刺激されてヒリヒリ感じる原因になります。
そういった刺激を嫌う場合は、無理に与えないようにしてください。
ブロメリンは熱によわいので、加熱すると少し刺激が和らぐようです。
与える量に注意する
パイナップルには、食物繊維や糖分が含まれています。
食物繊維は、適量なら便通改善に役立ちますが、摂取しすぎると逆に下痢などの原因になります。
糖分が多いと肥満の原因になります。
なので、糖分の多い缶詰やドライフルーツはやめておく方が無難です。
犬の大きさにより、変わってきますが1日に15g程度が適切です。
便の状態を見て、下痢になった場合などは、量が多すぎた可能性があります。
食物アレルギーに注意する
犬にも個体それぞれのアレルギーがあります。
初めて与える食べ物は、必ず少量与えて異常がなければ少しずつ量を増やしていきましょう。
アレルギーの症状・・・
・痒がる
・嘔吐
・下痢
・目が充血する
などが見られたら、与えるのはやめましょう。
症状がひどい場合は、動物病院へ連れて行きましょう。
アレルギーが心配な場合は、一度検査してもらうのも良いと思います。
最後に
パイナップルは、犬が食べても問題ない食べ物でしたね。
犬の体にも嬉しい疲労回復や、消化を助ける効果もありました。
犬がパイナップルの刺激を嫌がらない、アレルギーがない場合は、食事に少し加えてみるのはどうでしょうか?
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