暑い季節になるとついつい食べたくなるのが、冷たくておいしいアイスですよね。
私たちが食べてると、愛犬におねだりされることも多いと思います。
そんなアイスですが、そもそも「犬が食べても大丈夫なの?」と疑問を持つ方もいると思います。
ということで今回は、「犬がアイスを食べてもいいのか」について説明していきます。
犬が「アイス」を食べてもいいの?
答え:一応、食べても大丈夫です
はい、食べられますが、あくまで食べられるだけで、与えない方がいいと思います。
ここからは、与えない方が良い理由と、与える場合の注意点をご覧ください。
犬に「アイス」を与えない方が良い理由
とにかく糖分が多い
殆どの方は、アイスを食べたことがあると思います。
めちゃくちゃ甘いですよね?
それもそのはず、バニラアイス100gで大体20g程度の砂糖が使われています。
アイスのおよそ5分の1が砂糖ですよ!
多いと思うか、少ないと思うかは、あなた次第ですが、私は多いと思います。
じゃあ、糖分が多いとどうなるんだ?という話に移りますが・・・
太ります‼
肥満になります。
犬にとっても肥満は、万病の元です。
関節・心臓・呼吸器などへの負担や、糖尿病のリスクも高まり、そこから違う病気へ派生する可能性も出てきます。
あとは、虫歯のリスクも高まりますね。
なので、糖分の摂りすぎは犬にとって好ましくありません。
お腹を壊しやすい
アイスには、原材料に牛乳などの乳製品が使われています。
これらには、乳糖が含まれています。
牛乳などを飲んで下痢になる原因は、この乳糖にあります。
参考→犬が「牛乳」を飲んでも大丈夫?アレルギーや毒は?その対策は?
つまり、アイスにも乳糖が含まれていることになります。
それに加えて、アイスは冷たいのでお腹が冷えてしまいます。
・乳糖
・お腹が冷える
これらの要因で、アイスを食べると、お腹を壊して下痢になる可能性がでてきます。
犬に「アイス」を与える際の注意点
犬のNG食品や添加物が入っていない物を与える
アイスには、様々な種類があります。
バニラをはじめ、チョコや抹茶など色々ありますよね?
チョコは、犬に食べさせては、いけないと有名ですよね。
そんな感じで、犬にとってNGなもの(アレルギーなど)が入っていないか確認しなければいけません。
もう一つは、添加物の確認です。
アイスには、安定剤・乳化剤・香料・着色料など様々な添加物が入っている場合があります。
なので、原材料を確認して添加物の入っていないアイスを与えてください。
バニラ以外のフレーバーだと、香料などの添加物が入っている可能性が高くなります。
そういった理由から、やはりバニラアイスが一番無難だとおもいます。
なので、犬にアイスを与えるならバニラにしてください。
※バニラでも卵などのアレルギー食品や添加物が入っている場合があります。
必ず犬の体質に問題がないか、確認してから犬に与えてください。
犬にアイスを与えるなら犬用がオススメ
アイスにも犬用に作られたアイスが売られています。
犬の為のアイスなので、無添加で糖分の量などを調節したアイスです。
なので、犬にもアイスを与えたいと思うなら、犬用のアイスを与える方が安心です。
犬用アイスにも様々なフレーバーが用意されていますので、アレルギー食品の確認はしっかりとしてください。
与えすぎない
犬用アイスを購入したならば、摂取量の目安が記載されていると思いますので、それをしっかり守りましょう。
人間用のアイスを与える場合は、少量に留めましょう。
与えない方が良い理由で説明したように、与えすぎると肥満や下痢の原因になります。
犬により食べられる量が変わってきますが、10g程度が良いとおもいます。
人間用のアイスはもちろんですが、犬用アイスでも目安の量では多い場合があります。
アイスを食べて、下痢や便が緩くなるようなら、量を減らすか与えないようにしてください。
あなたの愛犬の体質に合った、適切な量を与えるようにしてください。
食物アレルギーに注意する
何度かアレルギーに注意する様に書きました、改めて説明します。
初めて与える食べ物は、必ず少量与えて異常がなければ少しずつ量を増やしていきましょう。
アレルギーの症状・・・
・痒がる
・嘔吐
・下痢
・目が充血する
などが見られたら、与えるのはやめましょう。
症状がひどい場合は、動物病院へ連れて行きましょう。
アレルギーが心配な場合は、一度検査してもらうのも良いと思います。
最後に
ついつい、暑い日にアイスを食べてて、愛犬にねだられるとあげちゃいますね(笑
でも、与えすぎは厳禁ですよ。
できるなら、犬用のアイスを買ってあげましょう。
まあ、人間用でも犬用でも与えすぎれば、肥満や下痢になるので、適度な量でたまのご褒美くらいにしておくのがいいと思います。
他の食べ物についての記事もあります
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