犬が「もやし」を生で食べて大丈夫?アレルギーや毒は?その対策は?

もやしといえば、値段が安くて、ちょっと今月ピンチかも!なんてときに大活躍してくれる野菜ですよね。

安いだけでなく、美味しいので食卓に上がることが、多い家庭も多いんじゃないでしょうか?

となれば、愛犬にもあげたくなる時もありますよね。

とはいえ、犬が食べると危険な食べ物もあるので、与える前にしっかりと確認してから与えましょう。

ということで今回は、「犬がもやしを食べても大丈夫か」について説明していきます。




犬が「もやし」食べてもいいの?

答え:食べても大丈夫です

はい、もやしには、犬が中毒を起こすような成分は含まれていません。

しかも見かけによらず、意外と栄養豊富で犬にとっても嬉しい野菜なんですよ。

ということでここからは、犬にもやしを与えるメリットと注意点についてご覧ください。

犬に「もやし」を与えるメリット

ビタミンCで免疫力アップ

ビタミンCは、免疫力アップの効果があります。

他にも、抗酸化作用やコラーゲンの生成などに役立ちます。

 

抗酸化作用とは、活性酸素の働きを抑制してくれます。

活性酸素も体に必要な物なんですが、必要以上に働きすぎて細胞を傷つけてしまいます。

細胞が傷つくということは、老化・ガンなどの原因になることもあります。

そこで、抗酸化作用のある成分を摂取することで、老化やガンの予防効果を期待できます。

 

コラーゲンは、毛並みや関節などの健康を保つのに必要な成分です。

 

抗酸化作用やコラーゲンによって、免疫力が高まり、病気などにかかりにくくなります。

疲労回復に効果的

もやしには、アスパラギン酸やビタミンB群という成分が含まれています。

これらの栄養は、エネルギーの代謝を活発にしてくれます。

運動をした後など、エネルギーが足りないって時には、疲労回復の効果を発揮してくれます。

 

因みに、アスパラギン酸には、毒性のあるアンモニアを体外に排出する働きもあるので、デトックス効果にも期待できます。

ダイエットにも使える

もやし(緑豆もやし)は、100gあたり14㎉です。

 

超低カロリーですよね。

普段の食事のかさ増しに使えば、食べ応えもあるので嬉しい野菜です。

 

さらに、もやしには、食物繊維やカリウムも含まれています。

適量であれば、食物繊維で便通がよくなります。

カリウムは、余分な塩分を体外に出す働きがあるので、血流をよくすることにより、代謝アップにもつながります。

 

このようにもやしは、低カロリー・便通改善・代謝アップとダイエットにピッタリなんです。

犬に「もやし」を与え際の注意点

犬が食べやすくする(生じゃないほうがいい)

犬は、もやしなどの野菜の消化が、あまり得意ではありません。

なので、生で食べても大丈夫ですが、軽くサッとゆでて、細かく刻んでから与えましょう。

茹ですぎると、栄養がゆで汁に溶け出してしまうので気を付けてください。

新鮮なもやしを与える

もやしは、鮮度が落ちやすく、すぐに傷んでしまいます。

なので、出来るだけ購入してから日を置かないようにしてください。

与えすぎない

もやしは、食物繊維や水分が多い野菜です。

なので、与えすぎると下痢や嘔吐などの原因になります。

与えすぎには、注意してください。

 

犬によって、適量は変わってきますが、一日の野菜全体で1・2割程度にとどめておきましょう。

犬の体質によっては、これより少なくても便が緩くなったり、下痢などになる可能性もあります。

その場合は、さらに量を減らすか、与えないようにしてください。

食物アレルギーに注意する

犬にも個体それぞれのアレルギーがあります。

初めて与える食べ物は、必ず少量与えて異常がなければ少しずつ量を増やしていきましょう。

アレルギーの症状・・・

・痒がる

・嘔吐

・下痢

・目が充血する

などが見られたら、与えるのはやめましょう。

症状がひどい場合は、動物病院へ連れて行きましょう。

アレルギーが心配な場合は、一度検査してもらうのも良いと思います。

最後に

もやしは、犬が食べても大丈夫な野菜でしたね。

さらに、もやしは、お求めやすいお値段ながら、栄養は豊富で、中々侮れない優秀な野菜でしたね。

とくに、低カロリーなので、肥満気味でダイエットが必要なワンちゃんには、ピッタリの野菜です。

愛犬が太り気味でちょっと心配という方は、ぜひ普段の食事のかさ増しにご利用ください。

 

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