犬が「ごま」を食べて大丈夫?アレルギーや毒は?その対策は?

ごまといえば、風味がよくて薬味などでちょっと振りかけたりすると、とてもおいしいですよね。

私は、結構ごまが好きで色んなものにかけてます。

ごま好きのご家庭なら、頻繁に利用する機会もあり、愛犬が興味を示すこともあるんじゃないでしょうか?

与えるつもりがなくとも、床に落ちた時にペロリなんて時に焦らないように、犬が食べても大丈夫か確認しておきましょう。

ということで今回は、「犬がごまを食べても大丈夫か」について説明していきます。




犬が「ごま」を食べてもいいの?

答え:食べても大丈夫です

ごまには、犬が食べて中毒を起こすような成分は含まれていません。

犬の健康に、プラスになる栄養も含まれています。

とはいえ、与え方を間違えると、害を及ぼすこともあるので、ごまを与えるメリットと注意点についてもご覧ください。

犬に「ごま」を与えるメリット

抗酸化作用で老化やガンの予防効果

ごまには、強い抗酸化作用のある、ごま特有のゴマリグナンという成分が含まれています。

抗酸化作用とは、活性酸素の働きを抑制してくれます。

活性酸素も体に必要な物なんですが、必要以上に働きすぎて細胞を傷つけてしまいます。

細胞が傷つくということは、老化・ガンなどの原因になることもあります。

そこで、抗酸化作用のある成分を摂取することで、老化やガンの予防効果を期待できます。

血中のコレステロール値を正常に保ってくれる

ゴマリグナンには、抗酸化作用だけでなく、コレステロール値をコントロールする働きもあります。

さらに、ごまには、不飽和脂肪酸のオレイン酸も含まれています。

オレイン酸は、悪玉コレステロールを減らす効果があります。

コレステロール値が高かったり、悪玉コレステロールが多い場合は、動脈硬化などのリスクが高まります。

なので、ごまを摂取することで、動脈硬化の予防などに期待できます。

犬に「ごま」を与える際の注意点

すり潰して与えた方がいい

ごまは、一粒一粒が固い殻に包まれています。

なので、そのまま与えると、上手く栄養を吸収できません。

たとえ、そのまま与えたとしても消化されず、便として排出されるので、焦る必要はありませんが、それだとせっかくの栄養がもったいないですよね。

ということで、犬にごまを与えるときは、すり潰してから与えるようにしましょう。

あと、すり潰したごまは酸化しやすいので、すり潰した状態で保存すると質が落ちてしまいます。

なので、与える直前にすり潰したほうが効果的です。

与えすぎない

ごまには、食物繊維が含まれています。

食物繊維は、適量であれば整腸作用で便通改善にも期待できます。

しかし、摂り過ぎれば逆に下痢などの原因にもなります。

なので、与えすぎないようにしてください。

普段の食事に、すりごまを少し振りかける程度にしておきましょう。

食物アレルギーに注意する

犬にも個体それぞれのアレルギーがあります。

初めて与える食べ物は、必ず少量与えて異常がなければ少しずつ量を増やしていきましょう。

アレルギーの症状・・・

・痒がる

・嘔吐

・下痢

・目が充血する

などが見られたら、与えるのはやめましょう。

症状がひどい場合は、動物病院へ連れて行きましょう。

アレルギーが心配な場合は、一度検査してもらうのも良いと思います。

最後に

ごまは、犬が食べても大丈夫な食べ物でしたね。

もちろん、与えすぎやアレルギーには注意が必要です。

アレルギーがなく、少量与えるのであれば、犬の健康にメリットもあるので、普段の食事に活用してみてはいかがでしょうか?

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犬の食べ物




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